

ドコモ以外の方でも年会費0円でポイントが貯まりやすいdカード。
申し込む前に最後に気になるのが審査の難易度ですね。
巷やネット上では「通りやすい!」「審査は甘い!」などと紹介しているところもありますが、もちろん反対に「落ちてしまった!」という方もいらっしゃいます。
そこでここからは、「dカード」を実際に申し込みした方の「口コミ」を元に、一体どれくらいの確率で審査に通過できるのかを検証します!
今回の注目ポイントは以下の6つ。
以上を中心にお話していきます。
また、今回は右記に掲載された口コミを参考とさせて頂きますが、あくまで当サイトの検証データの結果という範囲でご参考ください。(【クレファン】https://crefan.jp/shinsa-4051.html)
それでは早速いってみましょう!
見出し
解説しているクレジットカード
133件の口コミから割り出した「dカード」の審査の難易度は?

それでは今回の本題となる「dカード」の審査の難易度について解説します。
ここでは全133人の申し込み者のうち、何人が審査に通ったor通らなかったのかという検証をしました。
検証結果は以下のとおりです。
- 「通過した人」→82.7%
- 「落ちた人」→17.3%
上記のとおり、全体の内105人が審査に通過し、残りの28人が審査に通過できなかったという結果が出ました。
今回の検証結果から、「dカード」の審査の難易度は決して高くはなく、比較的に作りやすいカードであると言えるでしょう。
年会費も永年無料の一般クラスカードなので、何となくイメージしていた結果になったかと思います。
巷やネット上での「作りやすい!」「審査が甘い」という情報はあながち嘘ではないようですね。
ただ、もちろん「dカード」は誰でも作成できる訳ではありません。
そこでお次は、具体的にどういうステータスや属性の方が作成できたのか?その内容を詳しく見ていきましょう。
関連するページ 【dカード】「限度額はいくら?」|口コミを元に目安となる平均値を年代、職業別で解説します!- 今回の検証では10人のうち8人以上が「dカード」を作成できている結果となった。
「年代別」と「職業別」で難易度を検証

お次は、「dカード」の審査に通る確率を「年代別」「職業別」で解説します。
先ほどは大まかな検証でしたが、ここからはさらに踏み込んで「年齢」と「職業」ごとに「dカード」を作成できる確率を割り出しました。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
「年代別」で見たdカードが作れる確率
まずは年代別で見ていきます。
検証結果は以下のとおりです。
- 「10代」→口コミなし
- 「20代」→17人の内14人が作成できた→合格率82.3%
- 「30代」→40人の内28人が作成できた→合格率70.0%
- 「40代」→46人の内37人が作成できた→合格率80.4%
- 「50代」→27人の内25人が作成できた→合格率92.6%
- 「60代以上」→3人の内1人が作成できた→合格率33.3%
上記の通り、「50代」の方が1番作成できる確率が高いという結果が出ました。
社会的な信用もかなり築き上がった年代であり、9割以上ともなるとかなりの高確率で「dカード」が作成できるかと思います。
また、カード会社が主な顧客ターゲットとして狙う20代の方々も作成できる確率は高い傾向にあります。


反対に「60代以上」の方は審査に通らなかった人の方が多かったです。
もともとの口コミ数が少なかったのも原因ではありますが、クレジットカードは退職による収入面の低下などを理由に高齢者になるほど審査が厳しくなると言われています。
ただ、収入が0円でなければ1度カードを作成しておけば収入が下がっても限度額が低くなるだけなので、できるだけ若い内にクレジットカードを作成しておいた方がベターと言えるでしょう。
「職業別」で見たdカードが作れる確率
続いては職業別で見ていきましょう。
職業ごとで口コミの数に偏りが出ていますが、1つの目安となれば幸いです。
検証結果は以下のとおり。
- 「会社員」→88人の内71人が作成できた→合格率80.7%
- 「自営業・自由業」→25人の内19人が作成できた→合格率76.0%
- 「年金受給者」→3人の内1人が作成できた→合格率33.3%
- 「派遣社員」→5人の内4人が作成できた→合格率80.0%
- 「パート・アルバイト」→6人の内5人が作成できた→合格率83.3%
- 「学生」→4人の内3人が作成できた→75.0%
- 「専業主婦」→2人の内2人が作成できた→合格率100%
上記の通り、今回の検証では専業主婦の人が1番作成できた方が多かったです。
ただ口コミの数がかなり少なかったので正確とは言えませんが、配偶者の方に一定の安定収入があれば問題なく通過できるかと思います。
また、「年金受給者」を除き、極端に審査に通りにくい職業というものはありませんでした。
パート・アルバイトや派遣社員、学生の方でも、一般の「会社員」と変わらず高い確率で審査に通っています。
無職でさえなければ、特に審査に関して問題はなさそうです。
- 「年代」「職業」を問わず、全体的に高い確率で作成できている。
- 「60歳以上」「年金受給者」の方だと確率は低めになる。
審査に「落ちてしまった人」の特徴を口コミから検証



続いては、審査に落ちてしまった人の特徴について解説します。
これまでの通り、「dカード」は全体的に作りやすい傾向にありますが、少なからず審査に通らなかった方もいらっしゃいます。
当サイトでは審査に落ちてしまった方の口コミを元に、通らない・通りづらい方の2つの共通点を見つけましたので、順を追って見ていきましょう。
過去、現在の「金融事故」
まず、1つ目の共通点は金融事故が原因です。
主に「自己破産」「債務整理」を行った方の事です。
上記を過去に行った方は通称「ブラックリスト」と呼ばれる属性に位置し、クレジットカードを作成するのが非常に難しくなります。
また、ネット上のスラング(用語)として「喪中(もちゅう)」→債務整理から最低5年間、「喪明け(もあけ)」→債務整理の期間が満了したことを意味として使われています。
20年以上のdocomoユーザーで一度も滞納はありませんが、甘くなかったようですね。
「多重申し込み」
そして2つ目の共通点は多重申し込みです。
短期間、または同時に複数枚のクレジットカードを申し込むことです。
カードの保有枚数が増えるごとに「総与信(→保有しているカードの合計の限度額)」が増えてしまい、カード会社にとってリスクが高まるため審査に通りづらくなります。
今回審査に落ちてしまった方のそのほとんどの原因が「金融事故」と「多重申し込み」によるものでした。
上記を避けて申し込みをすれば、作成できる可能性は十分にあります。
ただし「例外」もある
しかし中には、先ほどの2つの共通点のいずれかを持った方でも審査に通った方もいらっしゃいました。
dカード審査は多重とスーパーホワイトは考慮されない、もしくは重視しない?のかも。
喪明けのエネオス以来の2枚目でかなり嬉しいです。
上記の通り、「金融事故」「多重申し込み」に関わらず作成できたという口コミも複数ありました。
クレジットカードの審査基準には、年齢、年収、勤続年数、雇用形態、クレヒス、その他の借入額、住居年数など様々な要素が関わっています。
そのため、上記2つの共通点を持っている方でも、その他で補えている項目があれば作成できる可能性があります。
詳しくはこちら 【dカード】「審査落ちした人から学ぶ」3つ原因と対策とは?- 「金融事故」と「多重申し込み」が審査落ちの主な原因。
- ただ他の審査基準をクリアできていれば作成できる場合もある。

続いてはdカードの在籍確認について解説します。
カード申し込み時に記入した職場で、実際に働いているかを確認するための作業です。
本人が出る必要はなく、「〇〇さんはいますか?」と在籍を確認するだけの電話が勤務先にかかってきます。
また、在籍確認の電話がない場合もあります。
カード作成時に大半の方が通る道なので、基本的には勤務先の方も理解してくれている人がほとんどのはずです。
ただ、できれば電話がない方が何かと手間も省けるのも事実です。
そこでここでは、「在籍確認」に触れている口コミの中で、どれくらいの割合で電話がかかってくるのかを検証しました。(合計8件の口コミ)
検証結果は以下のとおりです。
- 「あり」→0%
- 「なし」→100%
上記の通り、今回調べた口コミの中に「在籍確認の電話があった!」という方はいませんでした。


そもそも「在籍確認」に関心がない人が多いのか、口コミにで記載されている方はあまりいませんでした。
基本的に「dカード」を作成しても「在籍確認」の電話はかかってこないと思っておいていいでしょう。
ただ、一般的には以下に該当する方だと電話がある可能性が高いと言われています。
- 最近職場を変えたばかりの人
- 記入項目にミスがあった場合
- 未成年の場合
基本的に上記に該当する方だと電話がかかってくる場合が多い傾向にあるので、あらかじめ勤務先の担当部署の方などに伝えておくのがベターでしょう。
- 「dカード」は、基本的には「在籍確認」は行われない。
「ドコモショップ」の方が作りやすい?

続いてはドコモショップの店頭での申し込みについて解説します。
結論から申しますと、「ドコモショップ」の店頭と「Web」の入会による審査の難易度は同じです。
「ドコモショップの人に勧められたから、作れるってことなのかな?」と思うのは筆者も同じですが、決してドコモショップだから何か融通が利くということはありません。
しかし、その結果審査に落ちてしまいました。
落ちた原因は無職という事だからでしょうか?
ちなみにクレジットカードの申し込みは初めてです。
この審査に落ちたことは他のカード会社の申し込みに影響しますか?
参考元→Yahoo!知恵袋
上記のようにドコモショップからの申し込みでも審査に落ちてしまう方もいますし、それはweb入会でも同じです。
だだ入会キャンペーンに関してはWeb入会の方が手厚いので、キャンペーン狙いの方であればインターネットからの申し込みの方がお得かと思います。
詳しくはこちら 【作り方】「dカード」の申し込み方法・口座・必要なもの・流れは?- 「ドコモショップ」と「Web入会」の審査難易度は同じ。
dカードの審査は「三井住友」がしているのは本当?

続いては審査を行っている会社について解説します。
こちらに関しては、巷やネット上の話題通り「dカード」は三井住友カードが一部の審査を手伝っている可能性があります。
「ということは、三井住友カード並みに審査は厳しくなるの?」と思う方も多いはずですね。
「三井住友カード」は銀行系であるため難易度がかなり高い属性に位置していますが、「dカード」が同じくらい審査に通りづらくなるかというと決してそんなことはありません。
ドコモと SMBC グループは、おサイフケータイによる新たなクレジット決済サービス 事業の推進を目的に 2005 年に「新たなクレジットブランドの構築」、「新たな決済 サービスの提供」を狙いとする業務提携及び資本提携を行いました。
〜以下省略〜
上記の通り、2005年からドコモ(→dカード)とSMBC(→三井住友カード)は資本提携を結んでいます。(*2019年9月に提携は解除されています)
大まかに言うとこの「資本提携」は、「三井住友カード」が「dカード」の援助、手助け、サポートをすること意味しています。
その一環として「dカード」の審査を「三井住友カード」が請け負っている(手伝っている)というだけで、「dカード」の方針は変わらずドコモが仕切っています。
そのため「dカード」が、「これくらいの基準で審査をしたい」とお願いし、「三井住友カード」がそれに従っているだけなので、「三井住友カード」が審査をしたからといって難易度に影響はありません。
- 「dカード」の審査は一部「三井住友カード」がしているが、難易度に影響はない。
今回のまとめは?

今回は「dカード」の審査の難易度について解説しました。
まとめると以下のようになります。



これまで解説してきた通り、「dカード」の難易度はそこまで高くありません。
ただ口コミからも分かるように、収入が0に近い方や高齢の方であれば注意いが必要です。
それらを除いた方々であれば、問題なく作成できるかと思います。
「dカード」についてはこちら 【dカード】「ポイント還元率」1.0%を最大12倍おトクにする方法|「d払い」や「iD」などの活用方法、お得な使い方を教えます!